【閲覧注意】漫画『私が見た未来』7月5日予言の真実は? 都市伝説と陰謀論の狭間で揺れる信憑性を徹底検証!

2025年今年の夏、日本のネット上をザワつかせている一つの噂をご存知でしょうか?

それは「7月5日に何か大きな出来事が起こる」という不穏な予言です。

この話の震源地として、にわかに注目を集めているのが、とある一冊の漫画。

単なる都市伝説で片付けてしまっていいのか、それともその裏に隠された真実があるのか、今回はその「7月5日予言」の真相に、皆さんと一緒に迫っていきます。

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7月5日「大災難」を予言? 『私が見た未来』作者が語った”夢”とは

「7月5日の予言」と聞いて、まず頭に浮かぶのが、漫画家・たつき諒氏の作品『私が見た未来』でしょう。

この漫画は、作者自身が見たという「予知夢」を綴った異色の作品で、特に2011年の東日本大震災を彷彿とさせる記述があったとして、大きな話題となりました。

問題の「7月5日」に関する記述は、2021年に復刊された『私が見た未来 完全版』に登場します。

帯には「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という衝撃的な文言があり、作中では「日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコっと破裂(噴火)し、太平洋周辺国に巨大津波が訪れる」という具体的な夢の内容が描かれています。

たつき諒氏自身は、この予知夢を「2021年7月5日」に見たと記しています。(たつき諒『私が見た未来 完全版』飛鳥新社, 2021年, p. 106)。

しかし、SNSなどではこの「夢を見た日」と「予言される出来事が起こる日」が混同され、「2025年7月5日に大災害が起こる」という情報が瞬く間に拡散されることになりました。

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なぜ今「7月5日予言」がバズっているのか? 発端は“予知夢漫画”の再燃だった!

2025年6月現在、この「7月5日予言」が特に大きな注目を集めているのは、まさにこの“予知夢漫画”『私が見た未来』が再燃したことが大きな要因です。

東日本大震災の「予言的中」で既にその名を知られていたこの漫画が、『完全版』として復刊されたことで、新たな予知夢、特に「2025年7月」に関する記述がネットユーザーの目に留まりました。

例えば、TikTokやX(旧Twitter)、ユーチューブなどでも高い関心を得ていたようです。↓↓

これらの投稿では、漫画の該当ページを映し出し、緊迫感のあるBGMとともに短い動画が多数投稿され、数百万回再生されるものも珍しくありません。

また、X(旧Twitter)では、「#7月5日予言」「#私が見た未来」といったハッシュタグがトレンド入りすることも頻繁に見られます。

これらの投稿の多くは、漫画の画像とともに、個人的な不安や注意喚起を促す内容で、連鎖的に情報が拡散されていったようです。

この「予言」というテーマは、まさにバズるための要素を多数兼ね備えていたと言えます。

(以前にも「ノストラダムスの大予言」というものがありましたね・・・)

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【戦慄】過去の予知夢は本当に的中したのか? 7月5日予言の「信憑性」を裏付ける”不気味な符合”

さて、この「7月5日予言」の信憑性を考える上で、最も重要視されるのが、作者・たつき諒氏の過去の予知夢が本当に的中したのか、という点です。

最も有名なのは、オリジナル版『私が見た未来』(1999年発行)の表紙に書かれた「大災害は2011年3月」という記述です。

これは、2011年3月11日に発生した東日本大震災と日付が一致しているとして、震災後に大きな話題を呼びました。

この一点が、多くの人々に「たつき諒の予言は本物だ」という印象を与え、今回の「7月5日予言」への関心を高める決定的な要因となっています。

しかし、冷静に見てみると、彼女の夢は常に日付や内容が明確に一致するわけではありません。

例えば、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)については、その数年前から予知夢を見ていたとされていますが、具体的な「1月17日」という日付を特定して発表していたわけではありません。(たつき諒『私が見た未来 完全版』飛鳥新社, 2021年, p. 28-30参照)。

また、夢の内容も時に抽象的であり、後から特定の出来事に「当てはめて」解釈されている可能性も否定できません。

心理学者の間では、予言が外れた場合は忘れ去られ、当たった場合のみ注目される「確証バイアス」や「予言の自己成就」といった現象が指摘されています。

それでも、過去の「不気味な符合」が私たちの心を掴むのは事実です。

特に、大規模な災害が頻発する現代において、人々の間に潜在的な不安があるため、こうした予言は「万が一」の備えとして、あるいは単なる好奇心からでも、関心を持たれやすい傾向ににあると言えますね。

7月5日予言は単なる都市伝説か? それとも”誰か”が仕掛ける陰謀論なのか?

この「7月5日予言」が広まる背景には、単なる漫画の予言というだけでなく、都市伝説陰謀論といった要素も複雑に絡み合っているという意見もあります。

いかにそれぞれをまとめてみました。↓↓

都市伝説?

まず、都市伝説としての側面です。

7月5日に何かが起こる」という漠然とした不安は、具体的な根拠が乏しいにもかかわらず、人々の間で噂として語り継がれます。

これは、人間の「怖いもの見たさ」や「未解明な現象への好奇心」を強く刺激するためです。

SNSでは、この予言にまつわる二次創作的な「怖い話」や「もし本当に起こったら?」といった仮想的な議論が活発に行われ、都市伝説としての生命力を高めています。

陰謀論?

次に、陰謀論の可能性です。

一部のネットユーザーは、この「7月5日予言」を単なる偶然やデマではなく、「特定の勢力が意図的に流している情報」と捉えてもいます。

彼らは、「この予言が広まることで、人々の不安を煽り、特定の目的を達成しようとしている者がいる」と主張する方もいるようですね。

例えば、社会不安を利用して経済的な利益を得ようとする勢力、あるいは特定の政治的主張を広めようとするグループなどが、「7月5日」という日付を巧みに利用しているという見方です。

これらの主張は、具体的な証拠に乏しいことが多いものの、物語性の高さと「知られざる真実」をあたかも本当のことのように答えてくれているような様子が、多くの視聴者を引きつけていると思われます。

もちろん、これらの主張は現状では憶測の域を出ません。

しかし、社会に不満や不信感を持つ人々にとって、シンプルな陰謀論は「複雑な世界を理解する枠組み」として魅力的に映ることがあります。

そのため、デマや予言が、陰謀論の温床となりやすい側面があることを理解しておく必要がありますね。

【閲覧注意】漫画『私が見た未来』7月5日予言の真実は? 都市伝説と陰謀論の狭間で揺れる信憑性を徹底検証!まとめ

本記事では、「7月5日に何かが起こる」という予言の出どころが、主に漫画『私が見た未来』であること、そしてその情報がSNSを通じていかに拡散されたかを検証しました。

作者・たつき諒氏の過去の「予知夢」とされた出来事の符合が、この予言の信憑性を高めている一方で、その背後には都市伝説的な広がりや、場合によっては陰謀論の要素も絡み合っている可能性を見てきました。

現在の科学では、日時と場所、規模を特定した地震や災害の予知は不可能とされています。

気象庁も、2025年6月13日付で「特定の日に災害が起こるという情報はデマと考えられる」と異例のコメントを発表しており、冷静な対応を呼びかけています。

私たちがこうした情報に触れる際には、常に多角的な視点を持ち、情報源の確認を怠らないことが重要です。

感情に流されず、冷静に情報を判断する力を養うことが、不確かな情報が飛び交う現代社会を生き抜く上で不可欠です。

7月5日が何事もなく過ぎ去ることを願うばかりですが、大切なのは、いかなる情報にも惑わされず、正しい知識と判断力を持つことだと、改めて感じます。

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